定歪速度型応力腐食割れ試験装置

概 要

定歪速度型応力腐食割れ試験装置

腐食環境下で、材料を腐食速度とあった低歪速度で引張変形を行うことにより割れ感受性を高感度に検出することと、割れ感受性の判定を短時間で行いうることで、材料の環境による腐食割れを評価する方法として、低歪速度試験法(SSRT法)が極めて有効です。
本装置は、SCC機構究明のため特に特殊環境下で、正確なデータ計測と高度な制御回路を駆使した低歪速度型の引張試験機です。

特 長

1.デジタルプログラムサーボ制御方式の採用により高精度な歪、荷重制御を行ないます。

2.あらゆる試験片が取付けられ高温高圧下の歪測定、分極測定が可能。

3.コンピューターとの接続により自動データ収集、及び解析が可能です。

仕 様

1. 試験機本体
●負荷容量: 10kN, 20kN, 30kN
●制御方式: デジタルプログラムサーボ方式
●クロスヘッド速度: 0.0001~1.0mm/min
●制御波形: ランプ、サイン、台形など
●制御モード: 変位又は荷重

2. 計測装置
●荷重測定器: 歪ゲージ式ロードセル
●変位測定器: 歪ゲージ式変位検出器
●表 示: デジタル表示
●精 度: 0.5%F.S. (歪、荷重)
●出 力: DC0~10V

3. 環境装置
●常 温: 常圧腐食槽(室温~150℃)
●高 温: 高温高圧腐食槽 室温~500℃, 1~20MPa
●加熱装置: バンドヒーター、電気炉
●温度調節方式: PID 調節制御方式

お問い合わせ、ご相談は下記までお気軽にどうぞ
その他、各種機器および他社製試験装置に関しても検定・検査をはじめ修理などのメンテナンス・サービスも行います。
まずは、お気軽にご相談下さい。
電話番号042-357-0781。メールフォームからのお問い合わせはこちら