本装置は、極超高温環境下(大気/真空/不活性ガス雰囲気)における超耐熱材料のクリープ強度特性を求める試験機で、引張試験、曲げ試験が可能です。
また、変位測定は従来にない新しい非接触方式で、極超高温下での変位量を高分解能CCDカメラで直接観察し、画像処理コンピュータで、高速演算しデータ処理と作図を自動的に行なうことができます。
1.1台の試験機で、引張試験、曲げ試験および圧縮試験が可能です。
2.大気炉および真空炉が容易に交換できます。
3.大気炉および真空炉共に観察用窓(前後各1ヵ所)が取付られています。
●試験内容: 引張クリープ試験(丸棒/平板試験片)、3点・4点曲げクリープ試験
●負荷方式: 縦型テコ荷重式
●負荷容量: 1kN~10kN
●荷重精度: ±0.5%
●使用温度: 常用 800℃~2000℃ (Max: 2200℃)
●加熱雰囲気: 大気/真空/不活性ガス雰囲気中
●到達真空度: 133×10-6Pa
●加 熱 炉: タングステン、二珪化モリブデン、カーボン
●変位測定器: 非接触式画像解析変位測定器
●電気容量: 単相 200V 6kW~30kW